
デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢が続くことが多い現代社会において、肩こりや腰痛はもはや国民病とも言える悩みです。マッサージやストレッチを試しても、なかなか根本的な解決に至らないという方も多いのではないでしょうか。
そんな慢性的な体の不調に、近年注目を集めているのが「酸素BOX(高気圧酸素ボックス・カプセル)」です。ここでは、酸素BOXがなぜ肩こりや腰痛の軽減に役立つのか、その仕組みをご紹介します。
肩こり・腰痛の原因は「血行不良」と「酸素不足」?
肩こりや腰痛の多くは、筋肉の緊張によって血管が圧迫され、血行が悪くなることから引き起こされます。血流が滞ると、疲労物質である乳酸などが排出されにくくなり、さらに筋肉が硬直するという悪循環に陥ります。
また、デスクワークなどで猫背になりがちな姿勢は、呼吸が浅くなりやすく、体全体が酸素不足になりがちです。酸素不足は代謝を低下させ、疲労回復を遅らせる一因となります。
酸素BOXがもたらすメカニズム
酸素BOXでは、通常の環境よりも高い気圧の中で、高濃度の酸素を吸入します。この高気圧環境が、血液中に溶け込む**「溶解型酸素」**という、非常に小さな分子の酸素を増やすカギとなります。
- 「溶解型酸素」で隅々まで酸素を供給 溶解型酸素は、通常の呼吸で得られる「結合型酸素」とは異なり、赤血球のヘモグロビンに頼らず血液や体液に直接溶け込みます。そのため、サイズが小さく、血流が悪くなっている部分や、細い毛細血管まで効率よく到達し、全身の細胞に酸素を供給します。
- 血流の改善と代謝の促進 豊富な酸素が供給されることで、細胞が活性化し、全身の代謝が向上します。また、血流が良くなることで、肩や腰の筋肉に溜まった乳酸などの疲労物質の分解・排出が促されます。
- 筋肉の緊張緩和 酸素と栄養が十分に行き渡り、疲労物質が取り除かれることで、硬くなっていた筋肉の緊張が和らぎます。これにより、肩こりや腰痛といった不快な症状の緩和が期待できるのです。
リラックス効果で自律神経も整う
酸素BOXは、広々とした空間で横になったり座ったりしてリラックスできるものが多く、高い気圧と豊富な酸素によって副交感神経が優位になり、自律神経が整う効果も期待できます。心身ともにリラックスすることで、日々のストレスによる体の緊張も解きほぐされ、より深いリフレッシュにつながります。
まとめ
酸素BOXは、体の内側から血流と代謝に働きかけ、慢性的な肩こりや腰痛の軽減をサポートします。もし、長年の体の不調に悩んでいるのであれば、試してみてはいかがでしょうか。忙しい日常の合間に、体をリセットし、活力をチャージする新たな選択肢となるかもしれません。
ただし、持病がある方などは、利用前に施設のスタッフや医師に相談することをおすすめします。
